お肌のしわは、目に見えて分かりやすい老化現象です。人によってできる部位は違いますが、たとえば笑い皺などは、表情を戻せばすぐに消えていたものが、徐々にかすかな線として残るようになり、深くなって消えにくくなります。
持って生まれた性質や生活環境など、人によって程度は異なり、顔立ちによってしわのできる部位も異なります。目じりにできる人、額にできる人、眉間にできる人、口の周りが目立つ人など。
しわの原因は、大きく分けて2つあげられます。そのひとつが紫外線 です。お肌は大まかに、表皮・真皮・皮下組織に分けられますが、表皮の下の真皮層にはコラーゲンやエラスチンがつまっていて、お肌の弾力を保っています。
繊維が網目状の構造となったコラーゲンの間に、エラスチンが存在し、ヒアルロン酸など水分を保つ成分で満たされているのです。つまりコラーゲンは真皮を支える支柱、エラスチンはゴムのばねのような役割。年齢を重ねるとこれらを作る力が衰えるうえ、紫外線を浴び続けることで、コラーゲンが分断され、エラスチンを変質させてしまうのです。
もう一点が乾燥です。表皮は細胞と細胞の間を細胞間脂質(セラミドなど)が埋めて水分を逃がさない働きをしていますが、年齢を重ねるとこの細胞間物質が減少してきます。そこに紫外線を浴びると角質層が乾いてはがれやすくなり、細胞間に隙間を作って水分がどんどん蒸発、さらに乾燥してしわとなるのです。
まずは紫外線を防ぐ こと。そして、水分をたっぷり補給する ことです。また、こういったお肌の弾力を保つ成分の減少には、女性ホルモンの衰えが大きくかかわってます。女性ホルモンを補給して減少を補うことが、アンチエイジングには何より重要です。